社団法人熊本県サッカー協会
井薫会長ブログOldDreamerの戯言

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第10回 ロアッソが面白い

Jの舞台でロアッソが健闘している。
九州リーグからJFLとロアッソ(この時点までのチーム名はロッソ)を率い指揮をとる池谷友良監督が、事あるごとに口にしていた「Jの舞台」のゲームは確かにこれまでとは一味も二味も違う。対戦相手も知名度の高いチームもいるし、J1に属していたチームも選手もいて、ロアッソの選手たちのモチベーションが格段に上がってきているのが面白さにつながっている。
初陣のわれらのロアッソもついにここまで来たのかという感慨もあるし、いや、この場所はあくまでも通過地点なのだという当然の思いに胸がふくらむ。
また、「九州ダービー」と称される先輩格のアビスパ福岡とサガン鳥栖との対戦も、現在、アウェーの2戦で1勝1分け、ホームゲームが待たれる。
なお、九州ダービーについては熊日の夕刊の「きようの発言」を担当しているアスリートクラブ熊本の事業・運営部長の上保毅彦氏が、5月9日に「盛り上がる九州ダービー」で詳しくふれている。

4月29日、鬼武健二Jリーグチェアマンがホームゲーム、対ヴァンフオーレ甲府戦の視察に来熊された。前夜の会食の席ではチェアマンが提唱されている、2010年までに公式試合の年間入場者数を1100万人にするという「イレブンミリオン」のプロジェクトを改めてお聞かせいただいた。取り組みの一つとして『各Jクラブは社会貢献活動、スポーツ振興活動、サッカースクールなど、地域で多彩な活動をもっと深く取り組まなければいけない』と熱く語られた。私はその言葉の冒頭のJクラブという部分を考えるとき、現在はややもすると、それらの活動はチームに任せる風潮があるが、文字通り、Jクラブの会社とさらにサッカー協会も併せた部分で取り組む必要性を感じた。
同様な視点で、私は昨年5月に県サッカー協会会長に就任以来、「プラス・ワン」を提唱している。それは、熊本は温暖な気候でいろんなスポーツが盛んであり、また強い。それは県民の一人ひとりがマイ・スポーツを持っている訳だが、自分の競技への取り組みに加えてロアッソを応援する、つまり「プラス・ワン」の意識を持っていただく考え方である。

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(写真:J2甲府戦ホームゲームは、鬼武Jリーグチェアマン(左から2人目)、蒲島県知事(左から3人目)も観戦した。)

先日いただいた北海道の方の手紙の中に、「欧州の町の文化の顔としては、ミュージアムとオーケストラ、そしてサッカーチームがありますね」、という件があった。さらに、この人は熊本が気に入っていて、「熊本は人口もあり、大藩の主邑として文化の厚み、風格のある都市なのにJチームがないのは画流点睛を欠くと思っていたが、ロアッソのJ昇格で整いましたね」とあった。流石に見る人は見ているものだと感心した。
29日の対ヴァンフオーレ甲府戦は蒲島郁夫熊本県知事、幸山政史熊本市長に観戦いただいたが、特に蒲島知事にはゲーム前のセレモニーからゲーム終了までの3時間余りを会場で過ごしていただいた。新知事として休日とはいえ超ご多忙のなかでのご観戦に関係者として心からの感謝を申しあげたい。