熊本県サッカー協会会長としての一年が経過した。昨年5月、就任にあたり県協会の5つの重点目標の中で(1)ロアッソ熊本の観客増に対する県協会の取り組みの明確化と(2)JFAアカデミーの宇城市での平成21年開校推進の2項目を特に緊急度のあるものとしてテーマアップ、協会の皆さんに意識の徹底と協力をお願いした。
それとは別に、日本サッカー協会の施策の一つにある「アンバサダー制度」~これはサッカー界ではかつての著名な選手や、メディアで活躍する人たちがサッカーの魅力、また将来的ビジョンを語ることによって、協会の事業等の理解を深めて貰う制度だが、私は熊本における同様の目的をはたす、「熊本県協会のアンバサダー」を買ってでた。

写真:2007年9月29日、秋田国体で県選手団を激励する井会長
ご承知の通り私は、永年ハンドボール界に身を置き、後年は熊本県体育協会で熊本の競技力の向上を担当。ハンドボールでは1997年の熊本での「男子世界選手権大会」、県体育協会では1999年の「2巡目の熊本国体」開催に携わってきた。
その間に、国内外で多くの体験を積ませていただき、沢山の知己を得た、そのような経歴故に、メディアからサッカー界への転身の取材を受け、それは今日も続いている。
そんな中でのやりとりで印象深いのは「サッカー協会はすごいですね」の言葉。これは良く解釈すれば~その柔軟な考え方、今風にはフレキシブルさ、組織としてたえず前進するための新しい血の導入、他競技との交流の必要性等。逆の解釈だと~そんなのあり!信じられないらしく、興味深々の質問を受けることが多い。それは私にとって好都合で、私自身が就任要請の際に受けたレクチャーを詳しく語ることにしている。
レクチャーの内容を要約すると~「日本サッカー協会は2015年、2050年の約束としての夢を持ち、2050年には日本単独でワールドカップを開催して、その時、世界の頂点に立ちたい、そのためには各地域(各県)の協会は、現状の活動に加え、他の競技との連携を深めて、地域全体のスポーツ熱の高まりに貢献すべし」との指示があり、それを受けて熊本県協会として判断した。こんな内容で、日本協会の中、長期のビジョンを自ら語り、同時に熊本県協会の宇城アカデミーの進捗状況、ロアッソの現況を語ることになる。

写真:2007年5月26日、会長就任の記者会見を受ける井会長(左)と荒木名誉会長(右)=熊本市内のホテル
この一年で新聞各社、テレビでも多くの取材を受けた。
現在も幾つかのスポーツ団体や、県・市の事業団に名を連ね会議や集会がある、また、スポーツ以外の会合にも出席の機会が多いし、講演の依頼も少なくない。それらの場所で「あるいは問はれ、あるいは自ら」サッカー界の今を語ることにしている。
6月14、21日のRKKラジオの朝7:25分からは本田史郎アナウンサーの「この人に聞きたい」の番組で、今回の本の出版を含めて、生い立ちから今日までを2週にわたり語る、土曜の朝早くだが聞いて貰えれば嬉しい。いずれにしても協会の広告塔と言えばオーバーだがスポークスマンの役割を果たして行きたい。








