九州を日本のビーチサッカーの発祥の地としたい。こんな熱い思いの各県の選手たちと関係者の努力で「第1回ビーチサッカー九州リーグ2008」が6月7日から始まった。
代表者会議に出席したが、リーグの実施は全国に先駆けるもので、各人の顔にパイオニアとしての自負が読み取れた。会場は、熊本の八代海(不知火海)に面した景勝の地の芦北の御立岬。白砂の人工ビーチをはじめ、各種のスポーツ施設や温泉、宿泊のためのバンガローが松林の中に点在するリゾート地。
ビーチサッカーの魅力は「アクロバティック」なシュートにあると言う。選手たちがそうであるように、ダイナミックでスピード感のあるさまざまな体形からのシュートは観ていて楽しい。
また、砂の上のボールを直接蹴るのではなく、ボールを砂に押し込み反動して空間に浮き上がらせて意図したプレイにつなぐ「スコップ」という基本技の説明を受けたが、なるほどスコップとは名づけて妙だった。
素足のプレイだから、怪我の予防にゲームの前後には会場の清掃作業を全員で手分けして行うが、すなわち環境保護であり、大会旗にはenvironment(環境)の文字があり、地球環境保護のスポーツを目指しており、今日的テーマに共感を覚える。
芦北町は7年前からビーチサッカーの大会を始めて、今日では近隣の小中学生や女性、一般の部とそれぞれの部門の大会が行われ、いわばメッカであり、その永年の努力と先見性に敬意を表したい。JBSN(日本ビーチサッカーネットワーク)の伊藤寛之事務局長は会議のあと「井さん近い将来ビーチバレー、ビーチハンドとの共同開催、いはゆるコラボをやりたいですね」と夢も語った。
私もかって、ブラジルの東海岸の遠浅でキメの細かい白砂のビーチで、サッカーや他の競技を目にしたが、この競技が国際的に近年急速に広まってきて、2005年に第1回のワールドカップがブラジルのリオデジャネイロで行われ、今年の世界大会は7月にはフランスのマルセイユで開催される。日本代表はUAEのドバイで行われたアジア予選を突破、本大会に出場する。
おりから、「所ジョージの日本列島ダーツの旅」のロケがこの芦北町で行はれていたが、うまくすると7月9日の番組で「第1回ビーチサッカー九州リーグ2008」の熱戦のワンシーンが全国ネットで放映されるかも知れない。
いずれにしても、不知火の海を臨む御立岬はこれから夏の最高のシーズンを迎える、
折りよくリーグ戦と重なればご観戦を、そうでない場合でも幾つものマリンスポーツを大いに楽しんでもらいたい。

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第26回 








